境界性人格障害は我慢ができないのか
会社の飲み会はある意味「我慢」することは必要かもしれせんが、プライベートの飲み会は、「我慢」というより自分と周囲と楽しい時間を過ごしたい気持ちが強いですよね。
境界性人格障害の人は周囲と楽しむことも「我慢」として感じている傾向があります。
どの範囲までは我慢なのか自分で自覚していないため、楽しいイベントも「ればならない」になってしまうというのだとか。
その背景には幼少期の環境に原因があるのでしょうか。
我慢=押し付けになっている
人はある程度は我慢をして生活しています。
境界性人格障害の人の生活の中で我慢を強いられている環境であった場合、「良い子」を演じていた可能性があります。
家の中では我慢している反面、外の世界では我慢を嫌い好き勝手に行動しているというのが目立っていると。
とくに1番上のお姉ちゃん・お兄ちゃんの人は「1番上なんだから我慢しなさい」と言われた記憶ありませんか。
自分は父親に耳元で「おもちゃは買わないよ!」とよく言われておもちゃ屋で暴れない良い子として見られていました。
(祖父母におもちゃ買ってもらう行動にでてました。)
その反動で、親に何かを買ってほしい気持ちが芽生えない大人になりました。
何かを買ってほしいというのは親の経済面に大きく影響しますが、あまり「我慢」をおしつけるの反動が強くなり、家族が想像できない問題行為を平気で行ってしまう恐れがあります。
我慢をしないは自由を得る証
修学旅行で支離滅裂なグループ行動をする生徒や、飲み会でも何かと文句つける人の共通することは、自由を求めているからです。
今まで我慢を強いられた人にとって、我慢をしないことは自由を得た証であるため、自由を得るために自己中になることは気にしていません。
境界性人格障害の人が「我慢がする」ことの意味を教えるには、どのくらいの範囲で我慢すれば良いのか、自分で体得しないと分からない場面もあるため、難しい問題です。
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