境界性人格障害 症状 治療

境界性人格障害の症状

境界性人格障害の症状

境界性人格障害は、幼少期の母親との関係が大きく関係しており、母親からの十分な愛情が受けられなかったりすることにより、起こるものです。症状としては、以下のものがあります。

 

1.感情の波が激しかったり、行動が不安定

感情の波が激しく、突然怒りだし、さらには、自傷行為を起こすこともあります。その感情の激しさや行動により、周りが巻き込まれるケースと言うのも多いのです。

 

2.対人関係が築きにくい

1.のような行動があるため、対人関係が築きにくいということが多いです。さらに、ついさっきまでは、相手の人をとても良い人で、信頼できるという風に思っていても、自分に否定的なことを言われると急に態度を一変させるということもあります。患者さん自身は、自覚してない場合が多く、このような状況になると全て相手に原因があると思い込み、相手が悪いと思うようになります。

 

境界性人格障害の対人関係

 

3.見捨てられるという不安

周りから見捨てられることをとても嫌がり、嫌われないように異常なほどに努力していきます。

 

境界性人格障害の見捨てられ不安

 

4.依存性が高い

薬物やアルコール、セックス依存、過食などに依存しやすいです。

 

これらのような症状が見られます。これに加えて精神疾患を併発するということも多く見られます。

 

精神疾患について

うつ病

境界性人格障害で最も多いとされる精神疾患ですが、自分なんて必要のない存在であるという考えをもつことが多く、その結果、うつ病を併発するとされています。

 

境界性人格障害とうつ病

 

アルコール依存症

幼い頃に愛情を十分に受けられなかったことにより、アルコールに依存し、その欲求を満たすというものです。

 

摂食障害

アルコール依存症と同じで、食べ物によって小さい頃に受けられなかった欲求をみたすというものです。

 

境界性人格障害と摂食障害

 

PTSD

小さい頃に虐待を受けたことがある人にみられる症状で、その頃の記憶がフラッシュバックしたりします。

 

境界性人格障害とPTSD

 

などの精神疾患が多くみられるので、これらの治療も含め行われていくことが多いです。

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