境界性人格障害と偏食

境界性人格障害と偏食

境界性人格障害と偏食

人間誰しも好き嫌いはあるものです。

 

少し偏食気味の人は身近に存在するのはおかしいことではありません。

 

しかし、神経症と精神症のどちらとも当てはまる境界性人格障害の人は極度の偏食と言われているのです。

 

何故、境界性人格障害の人は偏食の人が多いのでしょうか。

 

偏食になるのはなぜか?

発達障害の人が偏食になりがちというのは研究により、自律神経の伝達機能がうまく機能していないため、食欲の調整があべこべに伝わってしまうことがわかっています。

 

そのため、極度の偏食か極度の少食になることも見受けられるのだそうです。

 

境界性人格障害は好きと嫌いの世界て生きているため、食べ物にも好きと嫌いに分けて判断しているということ。

 

自身もブロッコリーが野菜の中で一番苦手で、地球上でブロッコリーしか食べ物がなかったら躊躇うこともなく餓死を選択するほど食べれません。(ブロッコリースプラウトは食べられます)

 

例えば、キャベツの葉の部分はOK、芯はNG。

 

玉ねぎのみじん切りにしたら食べられるけどポトフのような切り方はNG。

 

人参も種類によってNGがある。(臭みが強い種類など)

 

鍋料理でポン酢をつけて食べるのか苦手だが、カツオのタタキはポン酢で食べられるとか、料理を作る側として本当に面倒な人だと思うのは間違いありません。

 

当事者もどうして偏食というかこだわりが強くなるのか分からず、ただ「体が受けつけてくれない」こどだけは認識しているようです。

 

今の現状をみると身近にいてもおかしくない

近年、食物アレルギーで悩む人が増えています。

 

「??と??がNG」とギフトを贈るのも、結婚式の招待客にアレルギーの有無と苦手な食材をチェックする項目が招待状に記載されており、事前に確認することが必然的になっている傾向です。

 

中には偏食であることを食物アレルギーとしてごまかしている人も存在するかもしれません。

 

アレルギーと伝えおけば、偏食である理由も周囲から理解しやすく「優しくされ」やすい環境が生まれ当事者の心の安定が保たれるはずです。

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