境界性人格障害が悪化する場合
境界性人格障害が発症したばかりの人は「神経質すぎる人」として見られますが、そのまま放置しておくと症状が悪化していくリスクが高くなることも。
境界性人格障害の症状が悪化する場合はどのような状況なのか見ていくことにしましょう。
決して他人ごとではない悪化する状況とは
境界性人格障害が悪化する状況は特別なごとではないということ、私たちも必ず境遇する状況であることです。
その状況というのが身内の死です。
結婚もしないで独身を貫いた男性はやり手の建築家でした。
昨年、母親が亡くなったとたんに人が変わったように近所周辺の生活音がうるさいと異常なクレーマーになってしまったのです。
天涯孤独になってしまい「寂しい」からくるクレーム行為に対して理解はできますが、クレーム対象になった世帯はたまったものではありません。
境界性人格障害は自分が見捨てられたことを恐れています。
「自分を見捨てないでくれ」の思いが強いほど、症状か悪化するのではないかと考えています。
私たちの隣に潜んでいる悪化の要因
自分が安定している環境にいればどんな人でも精神は安定しますよね、いざ予想だにしない出来事が起こった時にその状況を受け入れることは難しいでしょう。
その出来事は極度に自分のせいにしたり、他人のせいにする行為が出てしまう要因は私たちのすぐ隣に潜んでいるということを改めて痛感しました。
もし、友人や知人が人が変わってしまった場合、どのように対応すれば良いのか。
まだその答えは出てきません。
当事者に自覚してもらうしかないのか、それとも距離をおいたほうがいいのか迷うところです。
家族であれば症状の相談ができる施設に行き、アドバイスを受けて対応を考えていきたいというのが今の段階でできるこではないでしょうか。
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