境界性人格障害の人の精神年齢
境界性人格障害は女性が多いと言われており、患者さんの8割なんだそうです。
女性は突然にヒステリックが起きたりするのも納得できる点がありますよね。
そんな女性を見てみるといつまでも「かまってちゃん」であること。
いつまでも「チヤホヤ」されたいという気持ちが強いことから、精神年齢は低いものなのでしょうか。
家庭環境が原因?
以前はおじいちゃん・おばあちゃんが一緒に暮らしていた三世帯同居から核家族世帯が多く、親も共働きというライフスタイルが一般的になってきています。
そのため、親とのコミュニケーションの時間が少なく1人で留守番している時間が多く、親には気づかない「孤独感」が芽生えているとされています。
また、4人に1人が離婚するというデータから家の中でも孤独を抱える子どもが増える可能性もあるということ。
「かまってちゃん」でいないと親は自分から離れていくというトラウマになっていくのは大人になっても抱えているのです。
家の中の孤独のツラさ
自身は三世帯同居で育ったため、家の中が冷たいとか寂しいと思ったことはありません。
「かまってちゃん」を卒業できない大人が理解できなくてとても不思議に思いましたが、「かまってちゃん」でいないと周囲から見捨てられる環境で育った人はいつまでも年齢が子どものままなのだと少しずつ理解できた気がします。
境界性人格障害の人の精神年齢が低いのも自分が生きていくための防衛反応であるとしたら、早急に「あなたは1人じゃない」と接する人が必要ということ。
そして、「かまってちゃん」にいなくてもいいという当事者の考えを変えることが求められます。
これらの治療は理解と根気と時間がかかりますが、絶対に治らない病気ではないのです。
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