境界性人格障害と幼児退行

境界性人格障害と幼児退行

境界性人格障害と幼児退行

大人の「かまってちゃん」が多いのは子供の時に親から愛情を感じることなく育った環境が大きく影響しています。

 

境界性人格障害の人は周囲から見捨てられるの恐怖から「幼児退行」という症状がいくつか報告されているのです。

 

幼児退行とは一体どんな症状なのか見ていくことににましょう。

 

境界性人格障害の幼児退行とは

境界性人格障害の幼児退行は以下にまとめてみました。

 

  • 人によって甘える顔と拒否的な態度がはっきりしている
  • 自分のことが必要か無理難題を押し付けて必要とされているか試す
  • トラブルは起こすことで自分を注目させる
  • 極度の甘えん坊
  • 自分が非があっても都合の悪いは周囲に話を盛り相手に非があると思わせる
  • 嫌われる恐怖心は人一倍ある

 

「こうもりのような人」です。

 

あっちにふらふら?こっちにふらふら?と人によって態度が違う人は、もしかしたら境界性人格障害を持っている可能性は少しあるかもしれません。

 

幼児退行が起こるのはなぜか

境界性人格障害の人は見た目は「魅力的な人」と報告されており、時には明るく配慮も忘れない人だったりするのだそうです。

 

そんな人が幼児退行の症状が表れてしまうのか。

 

カウンセリングをしていくと、自分の納得できない環境や状況になると「なんで私が、??さんに気を使わないといけないの?」という気持ちが強くなり上記の行動を起こしてしまうと言われています。

 

ここでも「自分だけが我慢しないといけない」と瞬時に感じとってしまい、対人関係より「自分」を守ることを選んでしまうのだと言えます。

 

幼児退行も境界性人格障害の特有の防衛反応の1つ。

 

当事者を「めんどくさい人」と一言で片付けられる問題ではないということ。

 

幼児退行の症状を少しでも緩和できるような人との関わりが持てる環境に生きてることを常に願うばかりです。

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