境界性人格障害の人への対応:恋人
境界性人格障害と恋人の対応
境界性人格障害の人との出会いはとても魅力的なもので、その出会いが特別なものであったり、運命だと思ってしまうこともあるのです。ですが、中をあけてみれば、幸せどころか不幸が待ち受けていたなんてことも少なくないはずです。とはいえ、付き合ってみて、この病気のことを知り、理解できるのであれば、良い関係が築けると思います。
彼氏もしくは彼女が境界性人格障害であったとき、一番困るのは、頻繁に連絡がくることであったり、脅しともとれる自殺行為や自傷行為ではないでしょうか。連絡が頻繁にくることや突然家に押しかけてきたとき、迷惑ですよね。仕事があったり、用事があったりするのですから。そのときに必要なことはルールを作ることです。
ルールを作ることとは
メールや電話は用事がないとき、特に理由がないのであれば頻繁に送ってこないようにとか、夜もしくは仕事中はメールや電話をされても出られないこと理由をつけて説明してあげるとか、自殺行為や自傷行為などしなくても「見捨てない」ということ伝えていってあげます。
これだけのルールではすぐに破られてしまいますが、根気良くお互いの接し方についてルールを作っていくことそれを守らせることでお互いの距離感をつかめることにつながります。
このルールを守ってくれれば、関係を続けていけますが、あまりにも破られてしまったら、別れを選択せざるを得ないと思います。別れを決めたのであれば、「縁をきる」くらいの気持ちで別れを決断しなければ、境界性人格障害の人はついてきてしまいます。
「付き合っていけない」としっかり伝えて、連絡や脅迫などに応じないようにしていってほしいと思います。
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