境界性人格障害 対応 接し方

境界性人格障害の人への対応

境界性人格障害の人への対応

境界性人格障害持つ人は常に見捨てられてしまうのではないかという不安や恐怖を持っています。そのため、周りの人を振り回したり、かかわりを遠ざけるようなこといったり、したりを繰り返していきます。これは、自己表現であり、周りの人たちを試しているのです。

 

この場合、なぜそのような行動や言葉をなげてくるのかを考えてあげる必要があり、患者をかえるのではなく、受け入れてあげ、理解し、否定することもせずに、冷静に対応していくことで解決へとつながることもあります。

 

さらに、カウンセリングなどをうけ、どのようにしていくべきかを相談していくことも必要です。

 

一番大切なこと

境界性人格障害の人は無理な要望をしていくることも多いのです。その場合、それに答える必要はないので、できないことはできないとはっきり伝えることが大切です。ですが、できることは快く受け入れてあげてください。全てを断られたら、普通の人でもイライラしたりしますよね?境界性人格障害の人は些細なことでも怒りを爆発させますので、受け入れられるところは受け入れていくことはとても大切です。そして、無理な要望にはこたえないということです。

 

断ることで怒りを爆発させることがありますが、その場合、怒りが収まるまで距離を置く必要があります。距離をおかずにいると怒りを爆発させたままの状態が続きますし、お互いに冷静でいることが難しくなってしまいます。

 

精神科を受診させることも大切ですが、その周りにいる人も一緒にいき、どのようなことに注意したらいいのかやどのように接するべきなのかを相談することで、患者さんと周りの関係をうまく築いていくことができます。

 

周りの人が常に味方であることを認識させてあげることも大切であり、できないことはできないけれど、あなたの味方であることを常に伝えていくことで患者さんの心は安定していくものです。

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