境界性人格障害の姑への対応
普通に結婚した夫婦にとっても嫁姑関係は、家族間の不協和音として問題になります。
その嫁と姑の問題に境界性人格障害が入り込むと、家族全体を巻き添えにして嫁まで精神的問題を抱えるようになってしまいます。
単純に別居すればいいとか、無視すれば解決することでは無く、孫にまで影響が及ぶ為に、早急な対応が必要になってきます。
溺愛する息子を奪った嫁がターゲットになる
結婚して夫の親とは別居していても、全く関係を持たない訳にはいきません。
嫁の立場になれば、できるだけ仲良く親兄弟とも付きあいたいものです。
嫁はそう思っていても、姑は嫁のことを嫌いというよりも憎しみを持ってみている事があります。
姑が境界性人格障害の症状を持っていると、嫁は溺愛する息子を姑から奪い取った敵であり、何もかも攻撃の対象になってしまいます。
息子(夫)が嫁の言い分に加勢して、姑に注意したりすると、溺愛してきた息子でも攻撃の対象になり、嫁と息子二人がターゲットになってしまいます。
姑の攻撃は言葉の暴力だけに留まらず、妊娠中の嫁のお腹を殴ったり、転ばせようと企んだりします。
あまりの執拗な姑の態度に、嫁が精神的に弱ってしまい体調を崩して医者に行った時に、初めて姑の境界性人格障害が原因であると指摘され、嫁自身に非はなく姑が人格障害であるから、酷い仕打ちを受けているのだと知ることになります。
絶縁するか一定のルールを共有することで付きあっていく!
結婚して幸せになるつもりが、姑によってお腹の赤ちゃんまでが攻撃されるなど、我慢するとか距離を取って付きあうなど考えられなくなります。
息子である夫もターゲットにされているならば、引っ越し先も連絡先も知らせずに、絶縁することで姑からの攻撃を絶つことは出来ます。
しかし、舅や兄弟、何より夫の実家であり母親であるのだから、対応方法によっては一定の距離を置いて、家族みんなで支えることも出来ます。
@ 傷付ける言葉や挑発は無視して「真に受けない」ことで、精神的負担を軽減しよう。
A 出来る事と出来ない事を家族みんなで共有して、一貫して守ることで姑に認識してもらう。
B 冷静に自分を振り返り、姑の立場だったらと気持ちを汲んで思いやることで安心感をえる。
C 姑の言動に取り込まれない為に、中立の立場を取ってコントロールされない姿勢を取ろう。
D 我慢出来ない時やどうしたら良いか迷う時などは、一旦その場を離れて冷静になろう。
E 姑が治療に前向きになるように、誘導するが本人に意志がない時は無理強いしない。
最終的には、自分達の家族が一番大事です。
姑に限界を感じたら、自分達の家庭の安全と幸せを考えて、はっきりとした態度を貫きましょう。
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