境界性人格障害と適応障害

適応障害とはパーソナル障害よりも一般の人に近い位置にあります。

適応障害はパーソナル障害の予備軍であり、症状が半年以上継続していると何かしらの精神疾患やパーソナル障害に診断されます。

適応障害から境界性人格障害に診断される可能性は十分にあるということです。

適応障害は新しい環境や人と馴染めないことがストレスとなり心の容量がオーバーしたい際に、出勤拒否や不登校や不安障害などを引き起こします。

上記にも挙げましたが、適応障害は期間限定の症状であり原因であるストレス因子が緩和された場合は社会生活が可能になるぐらい回復する特徴を持っています。

その症状が半年以上経っても継続していて、感情が不安定でつねに心の中に不安に支配されている状態から周囲の人への罵声など突然キレたり、時には親しみやすい顔をみせる傾向が強くなる時があるのだそうです。

その場合の大半は境界性人格障害と診断されると言われています。

境界性人格障害もパーソナリティ障害の１つですが、その他に「自己愛性パーソナリティ障害」「総合失調型パーソナリティ障害」
「反社会性パーソナリティ障害」の３つの部類か併発されると言われています。

もともと境界性人格障害であったとして、詳しく結果をした結果「適応障害」と診断されたとしても治療の効果がでないのも納得がいきます。

ストレス因子を全てカウンセリングで取り除いても、心の空虚感がそのままなため何も変わっていないということ。

適応障害と治療と境界性人格者障害の治療は時間や根気の度合いが違うため、当事者の不安感はさらに増してしまう可能性があるでしょう。

適応障害の治療がなかなかやか効果がない場合は専門医にパーソナル障害の恐れがないか相談してみることも検討する必要があります。