境界性人格障害と演技性人格障害
演技性人格障害とは、外見や魅力的な部分の関心を周囲に寄せることを好んでいます。
外見や魅力的な部分を求めがゆえに周囲の反応を過剰なくらい意識をしたり、興奮しやすく時には芝居がかかるなどの症状が見受けられます。
この演技性人格障害と境界性人格障害の共通している点について見ていきましょう。
境界性人格障害と共通している点
演技性人格障害の非常にヒステリーらしく、周囲の反応を過剰に意識しているがゆえの反動だと考えられます。
若い時にチヤホヤされた人は年齢を重ねてもチヤホヤされたい願望が残っているため、40代にさしかかると「妻がうつ病になった」と周囲が心配するほど症状がひどくなることも。
境界性人格障害の人も自分の思い通りにならないと突然ヒステリーを起こすことがあります。
境界性人格障害も演技性人格障害もヒステリーを起こしやすいということは、相手に何かを求めていることと、心にぽっかり穴があいている点が共通しています。
人間関係を作りにくい点もある
演技性人格障害も境界性人格障害も外見は穏やかで親しみやすい雰囲気もありますが、自分が1番ではないと気が済まないため、喜怒哀楽が激しく周囲を困惑させる点も共通しています。
ということは、自分というのが自覚していないこと。自分の意見を持つことができないということでしょうか。
境界性人格障害と演技性人格障害も自分の意見をはっきり言えれば症状も緩和され、周囲からの理解を得ることができますが、そのままで到達するまでは治療と長い時間が必要です。
2つの症状に振り回されないためには、大げさな表現や反応に常に冷静でいること。
外見に強い意識を持っているのであれば「似合う」「素敵」など褒めるなどをして、相手の良いところを自然と伸ばすように持っていくと良いでしょう。
対応の仕方も境界性人格障害と共通していてる点があります。
スポンサーリンク