境界性人格障害と睡眠障害
睡眠障害は過眠症と不眠症の部類がたり、過眠症は朝起きれず1日布団の中で眠っていても、眠気が取れない症状です。
不眠症は、その言葉のとおり自然に眠気がこないためになかやか寝付けない状態が朝まで続く症状です。
睡眠障害の原因は体がリラックスしていないため、副交感神経が正常に動いてないことと、安眠のホルモン「メラトニン」の分泌する量か少ないとも言われています。
簡単にいうと、神経が正常に動いていないのが原因ということです。
境界性人格障害との関連性はあるのか
自律神経や副交感神経の乱れはうつ病の人にも見受けていることは報告されており、うつ気味になりやすい境界性人格障害の人も睡眠障害をひきこ起こしている可能性はあるかもしれません。
あるデータでは、境界性人格障害の人の睡眠状態を調べてみると、浅い眠りの状態が長く続いてる傾向があるということ。
浅い眠りということは、疲れも取れていない。眠りからくるイライラや体の不調と心の不安定が重なり境界性人格障害の症状がさらに悪化していることが明らかになりました。
今後の心理療法が変わってくるのか
境界性人格障害と睡眠障害が併発しているなら、心理療法のほかに睡眠を安眠へ導く治療も必要ということ。
最近、睡眠計アプリが注目されており自分の睡眠状態がグラフで分かるようになっています。
グラフからどの時間帯から眠気がくるのか。どの時間帯に寝床につけば良いのか対策を考えることができますので、そちらも参考にしてみてください。
睡眠障害は更年期障害の症状にでるケースもあるため、人によれば境界性人格障害と更年期障害と睡眠障害の三重苦担っている可能性があることも考えられます。
しかし、関連性が明らかになればより明確に根本的に治療するべきところが分かり患者さんに合った治療ができる期待は大きいと言えるでしょう。
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