境界性人格障害は病気なのか性格なのか
境界性人格障害は性格なのか
成長する過程で、人間の性格は様々な変化を遂げていきます。さらに、親であったり、育った環境で、それぞれ変化していきます。
境界性人格障害は、感情の波が激しく、不安定で、突然怒り出したり、悲しんでみたり、周りの人を振り回すので、そのような性格としてみられてしまいがちですが、本当にそうなんでしょうか?と思います。もし、性格ならば、一生涯そのような行動や言動を繰り返しますし、自覚症状のようなものはないと思います。
ですが、境界性人格障害の人は、年齢を重ねるごとにその症状は軽くなるとされていますし、お薬とカウンセリングで軽減するとされています。本当に性格なのであれば、そんなことで変えることができるのでしょうか。むしろ、年をとればとるだけ、性格は固定されてしまいます。その為、突然怒ってしまうという性格に拍車がかかるのではないかと思うのです。
このような点から考えてみれば
以上のようなことを考えれば、性格ではなく「病気」と判断できると思います。その証拠に多くの方が、克服し、普通に生活を送っています。ですので、性格ではないと判断できると思います。病気だから、軽減し、克服できるのです。性格ならそう簡単に変えることはできません。
もし、境界性人格障害の人と出会ったら、性格ではなく、病気であり、いずれは症状が緩和し、おとなしくなるということ覚えておいてほしいです。性格としてみなされてしまったら、本人もとても苦しいと思います。このようなことを理解しながら、周りの人も本人もこの病気と付き合っていってほしいと思います。
また、病気であると分かったら、すぐにでも治療を開始し、克服できるように周りの人のサポートも借りながら、前向きに取り組んでいってほしいと思います。
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