自分が境界性人格障害で辛い・苦しいと感じた時には
境界性人格障害は専門の医療機関で診断してもらって、病名が分かります。
しかし、病院に行くまでにすでに周りを苦しめ、自分にも嫌気がさして苦しんでいるのが境界性人格障害の人です。
どうしようもない自分に嘆き悲しんでも、誰も自分の事を気にしてくれないと思う事で、生きているのが辛くなるのです。
自分で自分の感情コントロールが出来ない
会社や仕事先でも、些細なことがきっかけになって急に暴言を吐いたり、物に当たったり暴力を振るうこともあり、自分の感情にブレーキが利かなくなります。
その一時の興奮状態が治まると、自己嫌悪に陥り後悔しますが、それもまた一時で感情の揺れはぶり返します。
パートナーが自分に辛く当たるとか居なくなるのではないか、という妄想に囚われて過激な行動に出ることも有ります。
自分は捨てられるのではないかとの思いから、パートナーや好きな友人をひき止めておく為の自傷行為に走ります。
自傷行為は周りの視線を自分に留めておきたい為で、本当に死にたいとは思っていません。
衝動的に起こる自傷行為は、境界性人格障害の代表的な症状になります。
興奮状態が落ち着いたときに、自分の愚かな行為とそれを繰り返すことに苦しむのです。
「死にたいのに死ねない」情けなくて寂しいから治りたいに
自殺未遂を何度も繰り返して、本当に死にたいと思うのになかなか死ねない自分が、辛くて苦しくなります。
死ぬことしか考えられず、親からは死んでしまったら悲しいと言われても信じられず、厄介な娘はいない方がましだと思っていると、逆切れして暴言や暴力を繰り返し、またその情けなさに自殺未遂を繰り返します。
自分自身を客観的に見ることが出来るから、情けなくて辛くて苦しいのです。
境界性人格障害の症状に苦しんでいるのならば、その辛さや苦しみを言葉にしましょう。
医者の言葉に耳を傾けて、治療を積極的に受け入れましょう。
自分を傷つけるのは止めなさいと叱ってほしいのです。
苦しくて辛い自分が今の自分であり、寂しくて誰かに側に居てほしいのだと認めましょう。
そうすれば境界性人格障害の苦しみはだんだん回復していき、幸せな毎日を過ごせるのも夢ではないのです。
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