境界性人格障害の天才や才能に恵まれた人達
精神疾患・人格障害を患っている人は、普通の生活を送る事は欠点が多い為に難しく、その欠点のみを注視されて周囲の人に避けられてしまいがちですが、ある一定の物事に関しては突出した能力を持っている場合があり、その能力を活かす事が出来る場面では素晴らしい物を創造する事が出来る可能性があります。
また、精神疾患・人格障害を患っていると、普通の人と同じ物を見ていても、全く別の物に見えたり感じたりする為、それを活かす事によって文学面や芸術面で才能を発揮する場合があります。
治療の一環として、またはカウンセリングに用いる為に、医師が患者に絵を描かせる事がありますが、子供の落書きの様な絵を描く人も居れば、細部にまでこだわった緻密で芸術的な絵を描く患者も居ます。
境界性人格障害の人が天才・才能に恵まれていると評される場合
境界性人格障害の人は、他人から気に入られる為に日常生活でも常に演技をしている場合が多く、役者として活動すると演技の才能を開花させる事が出来る場合があります。心のスイッチの切り替えが早く、役になりきった際の集中力が優れている為、天才的な演技力を発揮する事が出来、賞賛を得る事が出来るでしょう。
また、自分を魅力的に見せるテクニックを持っている為、ファッション誌や雑誌のグラビア等でファッションモデルやアイドルとして取り上
げられる場合もあります。
以上から、芸能界方面に進めば、才能を発揮出来る可能性を秘めていると言って良いでしょう。
芸能界は多くの人から注目されたり、ファンが多く現れる為、境界性人格障害の人は快感を味わえます。しかし「頂点に立つ為には手段を選ばない」という人で無いと、仕事を続けていく事が難しい業界です。その点においては境界性人格障害の人は有利であるかもしれません。
そうかと言って、境界性人格障害をそのままにしておく事は良くない事です。
芸能界は、ほんの些細なきっかけで周囲の人から避けられるようになったり、次々と仕事が無くなったりする事があります。その場合、境界性人格障害の治療を受けていなければ「世間から見捨てられる」という事を敏感に感じてヒステリックになり、周囲の人に様々な形で危害を加えてしまう可能性が考えられます。
その為、適切な治療を受け続ける事によって、人間関係を正常に保ちながら芸能界で活動して行く必要があるでしょう。
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