美人の境界性人格障害

境界性人格障害の人には、「美人」と言える魅力的な外見を持っている女性がよく見られます。

境界性人格障害と美人にはどの様な関係があるでしょうか。

まず考えられる事は、産まれた時から容姿が良く、母親等の親族から人形の様に着飾られ、可愛がられていた為、外見ばかりを愛されて内面は愛してもらえていないと感じた状態で成長し、誰かに内面も含めて愛して欲しいと強く願い続けた結果、境界性人格障害になってしまったという事です。

外見が美しい場合、学生時代に外見のみに惹かれた人達にちやほやされる場合や、逆にいじめの対象になってしまう可能性もあります。自分の外見だけで周囲の人達の対応が変わる為、自己アイデンティティを上手く確立できずに境界性人格障害になってしまった可能性もあります。

勿論、美人である人がすべて境界性人格障害であるとは限りませんが、ファッションモデルやアイドル等の華やかな仕事をしている人の中には境界性人格障害である人は少なくありません。

次に考えられる事は、自分を誰かに愛してもらう為に化粧や服のコーディネート等の技術を磨いた事によって美人に見える人が多いのではないか、という事です。

女性に限らず、男性の境界性人格障害の人も外見的に魅力があり、自信に満ちた態度を取る為、初対面の人は惹き付けられる場合が多いです。

境界性人格障害の人は自分を愛してもらう為に他人の目を過度に意識してしまう人が多く、また自分に対して自信が無い為、自分を魅力的に見える様に化粧を工夫したり、着る服を派手な物にしたりと、外見を綺麗にする事に必死になります。その為には無理なダイエットをしてしまう場合もあります。

以上から、境界性人格障害に美人が多い理由は以下の2つが原因と思われます。

境界性人格障害は加齢によって症状が治まってくるという説がありますが、加齢によって外見の魅力が無くなって行く事と関係があるかもしれません。