境界性人格障害の特徴
気分の波が激しく、感情が不安定ということが主な症状であり、また、これにより、対人関係が築くのが難しいという特徴があります。
- 良い・悪いの二つのパターンしか考えることができず、真ん中という選択肢がありません。あいまいな状態であることが理解できなかったり、受け入れることが出来ません。対人関係でも同じ考え方があり、好きと嫌いしかありません。
- 見捨てられる不安・恐れを常に抱えている。
- 気分の波が激しく、周りの人がついてこれないということがある。
- 感情のコントロールができず、たいしたことでなくても怒りだす。
- 自死の行為や自傷行為など自分を傷つけるようなことをする。
- 依存性が高い。薬物やアルコール、恋人や家族などの人に依存したり、物に依存したりする。
などのような特徴が見られますが、これらがみられるからといって、必ずしも境界性人格障害というわけではありません。人間ですから、気分の波がある時もあると思いますし、感情がコントロールできないときもあるでしょう。ですので、上記の症状がある=境界性人格障害であるというわけではありませんが、上記のような症状がある場合で、困っているということがあれば、精神科を受診するといいでしょう。
本人が自覚していないという場合もありますので、その際は、無理に連れて行くことはせず、周りの方が病院へ行って、先生の判断をあおるやどのように接していった方がいいのかや治療を受けさせる方法などを相談してみて下さいね。
境界性人格障害は、治すことができるので、一度精神科を受診してほしいと思います。ずっと心に問題を抱えて生きていくのは、本人とっても周りの方にとっても辛いことですので、ぜひ、一度受診してみて下さい。
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