境界性人格障害の人の目つきに特徴はあるのか

境界性人格障害の患者数は、男性よりも女性の方が多く、その中でも一般的に美人と言われる人が多いと言われます。

美人で見た目は聡明な感じなのに、一旦怒りを爆発させると美人だからこその迫力があります。

キレイな容姿は男性を引きつけ魅了しますが、感情の起伏が激しく時に儚く感じられる女性に頼りにされることで、その女性に対して盲目的になってしまいます。

穏やかな表情をしていたかと思えば、些細なことで怒りを爆発させて凶悪な表情を見せる境界性人格障害の女性は、それだけの感情の変化があれば当然顔の表情にも変化が生じます。

目つきは鋭く、標的になる人を睨みつけて震えあがるほどの恐怖を与える目つきになります。

しかし、その激しさが去って穏やかさが戻ると優しい目に変わります。

感情の変化と同じように、目はその表情を変えます。

また、自己否定で自信が喪失した状態の「死」を意識したり、うつ症状を抱えている時には人間関係を避けているので、人と視線を交わすことが出来ず、うつろに視線が泳ぎます。

健康な人であっても「目は口ほどに物を言う」と言われるほど、目はその人の感情を表します。

見た目で精神的におかしいのではないかと分かる人もいますが、その目つきで境界性人格障害を疑うには分かり辛いでしょう。

境界性人格障害の女性の美しさに見惚れて、目つきに魅了され依存させることを了承してしまったら、そのパートナーも精神的に病んでしまうと言われます。

激しい感情を秘めた目つきは見た目の美しさと重なって、とても魅力的に感じます。

自分を捨てないでくれと縋ってきたら、見捨てることなど出来ずに取り込まれてしまいます。

病院で一緒に治療しようと、強く寄り添っていけるパートナーであれば惑わされることも無いかもしれませんが、感情の激しさ、儚さの魅力にはまるとパートナーも自己喪失の共依存の状態となり、うつろで定まらない目つきはきょろきょろと挙動不審者のように、自信のない目に変わってしまいます。