境界性人格障害と結婚
境界性人格障害の人が結婚できないということは絶対にありません。法律上に問題があるわけではありませんし、両者の合意があれば結婚は十分可能です。ですが、結婚生活を送ると言うことは普通の人とは違い、安定している結婚生活を送るということはとても難しいと思います。
境界性人格障害の人は、感情のコントロールが難しく、無理な要求を訴えてきたり、それに答えてもらえないと激しい怒りを爆発させてしまいます。このときに、パートナーがどのくらい対応できるかにかかってきます。
普通の夫婦であっても結婚生活がうまくいかなく、離婚が増えてきている世の中です。それにおまけがついてくるという状態になりますので、生活がかなり厳しいということをよく覚悟しておいてほしいと思います。
離婚しないためにも
離婚しないためにも十分に理解しておくことが必要です。一緒に病院へいき、医師からどのような病気で、どのような対応が必要になるのかを知っておいてほしいと思います。そして、結婚生活がスタートしてもパートナーは常に不安感があり、安心できず、連絡を頻繁にしてきたり、むちゃな要望を行ってくるかもしれません。
その場合でも「見捨ててない・あなたの味方だよ。でも、その要望にはこたえることはできない」ということをしっかり伝えておき、連絡して良い時間やルールなどを決めておくといいと思います。
お互い人間ですから、相手が理不尽なことで怒りを爆発させたり、暴力を振るわれれば、怒り返してしまうということもあるかもしれません。ですが、怒りに怒りで返していては前には進めませんし、お互いにへとへとになってしまいます。怒っているときや危害を加えられそうになったならしばらく距離を置いていく必要もあるかもしれません。
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