境界性人格障害のパートナーとの離婚後
境界性人格障害は「障害」であって「病気」ではありません。
病気であれば治療によって完治することも、改善することもありますが、人格障害の場合は本人に治療の意志や認識がないと、温和な家庭を築き家族関係を継続するのは困難になります。
境界性人格障害と知って支えていきたいと思っての結婚でも、一緒に生活することで配偶者は考えていた以上に負担が大きいことに疲れ果ててしまいます。
精神的苦痛から配偶者も病気に
境界性人格障害の妻は生活能力に乏しく、家事や育児もパートナーである夫に頼る部分が大きく、仕事で疲れて帰宅しても、自宅にいる境界性人格障害の妻の顔や態度、言動の方がストレスとなり、精神的に休まる場がなくなってしまいます。
子供の面倒から家事の妻が出来ない部分をやらなければならない為、親や義親に相談し手伝いを頼んでも、妻は反抗的で「自分の事を非難する、悪者にしている」などと激しい敵対心を向けて、その憎しみを夫に向けるようになります。
子供に夫の有る事無い事を愚痴るようになってしまうと、夫が妻から離れないように子供を人質に取られたような気持ちになり、何も反抗が出来なくなります。
夫は徐々に妻の支配下に置かれるようになり、精神的に壊れていき「うつ病」や「パニック障害」を患うようになってしまいます。
子供と一緒に新しい人生を歩もう!
境界性人格障害と知りながら結婚したとしても、妻の異常な言動や生活環境、自傷行為や激しい感情をぶつけられる生活は健全ではありません。
夫も精神的に患ってしまった原因は、妻の言動にあり、婚姻関係、家族関係は破綻していると言えます。
このような離婚での子供の親権は、夫のなる事がほとんどですが、離婚したい為に夫は離婚条件を妻の言い分に妥協することが多々あります。
しかし、境界性人格障害の場合は妥協しないことです。
離婚後、妻は反省して治療を条件に子供との生活や、パートナーとのやり直しなどを望んでくることもありますが、信じてはいけません。
別れた後で言ってくることは、ほぼ実行されません。
境界性人格障害の人は虚言、言いくるめ、ウソが特徴なのですから。
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