境界性人格障害と離婚
境界性人格障害の人は、相手の人に依存しやすく、中々離婚に応じないということも沢山あります。どんなに関係が悪くなっていても明らかに夫婦としての関係がなかったとしてもその関係を絶つということは、恐怖でしかないのです。一人になること嫌う、見捨てられるということが怖いので、新しい相手が見つかることがない限りその関係にしがみつきます。
境界性人格障害を理由に離婚はできるのか
原則として離婚は認められています。この病気の治療は長期間であり、さらに治癒するのが困難とされていることから、結婚生活を続けることが難しいということが理由となっています。さらに母親が境界性人格障害であるとき、父親が親権をとることが可能となってきます。
離婚を円滑に進めるには
依存から解放される必要があります。別居をする、家計を分ける、夫婦名義のものをわけるなどをし、関係を絶つようにしていきます。別居が成立していても境界性人格障害の人は連絡を頻繁してきたり、乱暴な言葉を投げられたりすることもありえます。ですが、連絡はしてこないようにとしっかりと伝え、さらに離婚したいことをはっきり伝え、連絡を直接とるということは避けるようにしましょう。どうしても連絡必要なら第三者に入ってもらうなどし、直接連絡をとらないようにしていくといいでしょう。
離婚が決まっても
離婚が決まっても尚連絡をとろうとしてくると言う可能性もあります。ですが、連絡を取る必要がある場合は別として、ないのであれば連絡は一切とることはしないようにしましょう。境界性人格障害の方にとっても連絡がとれることでまだ復縁の可能性があるのではという期待をいだかせてしまうなどお互いに苦しい思いをすることになってしまいます。あいまいな対応はさけましょう。
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