境界性人格障害の彼女との付き合い方
「境界性人格障害」は20〜30代の女性に多い病気だと言われます。
彼女との出会いは、運命ではないかと思うほどの印象的な魅力に惹きつけられます。
一心に頼ってくる儚さと強い視線や大胆さに戸惑いながらも、そばにいて守ってあげたいと思わせるのです。
「繊細」と「大胆」のギャップ
「境界性人格障害」の女性は一度好きだと思うと、恋人への依存がとても強くなります。
甘え上手で、壊れそうな繊細な心とやさしさを見せながら、些細なことでも激しく罵倒し、泣き喚くことさえあります。
彼女が何に怒りを感じているのか最初は戸惑いますが、すぐに元の優しくて可愛い女性に戻ります。
また、時にはとても大胆な言葉や行動で迫ってきたりしますから、自分はこんなに必要とされているんだと感じて、運命的な出会いに感謝すらします。
愛らしい少女のような時と、激しい娼婦のような時とのギャップが、中毒のように浸み込んでいきます。
彼女に脅かされる日々の始まり
「境界性人格障害」の彼女との幸せな日々もそう長くは続きません。
情緒不安定な彼女は、一番身近にいる恋人を自分のそばから一時でも離れることを許しません。
彼女を愛しているか、気持ちを試すように無理難題を突き付け、思い通りにならないと否定されたと思いこみ、リストカットや自殺までほのめかすようになります。
仕事の時でもメールや電話がかかってきて、返信しないと激しく罵り、落ち着くと甘えて淑やかになるの繰り返しに、どんどん彼女からの電話やメールに緊張し不安を感じるようになってしまいます。
彼女から束縛されていることに気付いても、もう遅く自分までが精神的に参っていきます。
彼女への接し方を変えようと試みても、変化することに対応出来ない「境界性人格障害」の彼女は、また目の前でリストカットをして見せたり、攻撃が繰り返されます。
別れるか、徹底的にサポートして治療するか
魅力的な彼女でも、気性の激しさや束縛に耐えかねる時には、付きあい方を再考する必要があります。
そのままずるずると付き合っていては、自分まで精神を病んでしまい、共倒れになっていきます。
自分の身を守るために、後に何も残さないように別れましょう。
それが最善の方法です。
治療すれば治る病気でもありますから、恋人として守りたいと思ったら「境界性人格障害」に徹底的に向き合って、恋人の治療をサポートして付き合っていくしかありません。
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