境界性人格障害の家族の被害
境界性人格障害の人から受ける被害は、恋人または家族が多くなっています。身近にいる存在だからこそ被害をうけやすいのです。恋人であれば、別れたり、縁を切ることは可能ですが、家族の場合は、縁をきることは、難しいでしょう。妻や夫であれば、家族であっても離婚することはできますが、親と子であると距離をおくことは、難しいのは想像できます。でも、ずっと被害に耐えるのは難しいと思います。
被害から逃れるには
家族の人が境界性人格障害の場合は、なるべく向き合いながら、無理なことは無理とはっきりと伝えていく必要があります。ルールをしっかり設けながらも「あなたを見捨てない」「あなたの味方だから」ということも忘れずに伝えていってほしいです。それでも怒りを爆発させ、暴力や暴言を吐いたり、自殺未遂を繰り返す場合は、医療機関に相談し、入院できるようにしてもらったほうがいいでしょう。
入院することで、お互いに距離を取れるため、お互いに冷静に考えることができたり、精神的に追い詰められていた感情が少しの間ですが、開放することができ、リセットできるので、退院してきたとき、違った見方ができると思います。
家族は、身近な存在であり、境界性人格障害の人にとっても家族にとっても辛いもですが、必ず良くなることを信じながら、治療を進めて入ってほしいと思います。家族の支えは一番の患者にとっても大きな存在です。ですので、お互い疲れないためにも知識を高めながら、病気に向き合っていってほしいと思います。
家族会なども発足されているので、そちらも上手に使いながら、お互いにとって最善な方法で付き合っていってほしいと思います。
スポンサーリンク