境界性人格障害による犯罪・事件

境界性人格障害による犯罪・事件

境界性人格障害による犯罪・事件

境界性人格障害の人は万引き等の軽犯罪行為や自殺未遂、暴走行為を起こしてしまいがちです。しかし、他人を殺害してしまう様な犯罪者は少なく、犯罪率も他のパーソナリティ障害と比べるとかなり低いと言えます。何故なら、境界性人格障害は自傷・自殺をする人の方が多いからです。

 

境界性人格障害の人が関わる犯罪・事件について紹介します。

 

境界性人格障害の人が関わる犯罪・事件

境界性人格障害の人はストレスが溜まると窃盗犯罪(万引き等)を起こしてストレスを発散させる事があります。また、オートバイクに興味がある場合、バイクで暴走行為を起こしてストレスを発散させる事もあります。

 

他にはターゲットにした人のストーカーとなり、頻繁にメールや電話をした上で外出時には尾行までしてしまう人も居ます。また、気に入らない人を殴る等の暴行を起こす事があります。しかし事件となる程までの暴行は行っていない事が多いです。それは境界性人格障害になる人の大半が女性の為である可能性があります。

 

それ以外は自傷行為や薬物乱用等の自分を傷付ける行為を行う事が多く、大きな事件の首謀者になる事はありません。

 

境界性人格障害の人が巻き込まれた犯罪・事件

境界性人格障害の人が巻き込まれた事件は2002年12月の精神科医が婚約者を殺害して、医師は自殺未遂をしたという事件があります。

 

被害者である女性は東京都板橋区の某クリニックに境界性人格障害の治療の為に通院していましたが、担当していた院長でもある医師が惚れ込み、妻と離婚をしました。通院していた女性は寛解し、同じクリニックで受付等の事務員として働く様になり、その後院長である医師と婚約しました。

 

しかし突然女性から別れ話を切り出され、医師は女性を絞殺後、首を吊って自殺未遂をしました。医師の命は助かり、懲役9年の判決と医師免許剥奪の行政処分がされました。

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