境界性人格障害と浪費癖
境界性人格障害の人は何かと依存症になりやすいと言われています。
ストレスのため、無駄な買い物を買ってしまうことは日常茶飯事の人は注意が必要です。
浪費癖があるのはなぜか
常に自分に対して不安定であるため、常に不安と抱えています。
その不安を何かを買うことで、不安を満たす傾向があるのが、依存性の人の心理です。
「わかっちゃいるけどやめらない」と自分に甘くなってしまい、貯金もゼロになっても、お金を浪費してしまうのです。
浪費癖になると生活ができなくても、とある人から「援助」してくれる環境にあれば、いくらたっても依存性が消えませんし、浪費癖を治そうという気が生まれるはずがありません。
境界性人格障害の人は甘え上手でもあるため、人からお金を恵んでくれる異性との関わりに力を入れています。
浪費癖が自分をダメになってしまうことは心のどこかで感じていても、「理想の自分」を拒否されるのは嫌。
そのため浪費癖の人は、何かと自分に都合が悪いと突然キレたりイライラする傾向が強く、治療にとても否定的です。
浪費癖から立ち直るためには
境界性人格障害の人が浪費癖の場合は、周囲との関係を断ち切らないと症状が悪化してしまい、生活を破綻する恐れがあります。
また、治療により物を買わなくても自分を表現できるということを考えを持つように支援することが必要です。
浪費癖の人には境界性人格障害などパーソナル障害の症状の引き起こしているサインです。
無計画に買うようになってきたら、「今、必要かどうか」を冷静に考えることを忘れないようにしましょう。
浪費癖が周囲の関係によるものであれば、「自分を不幸にする人たち」と縁を断ち切る勇気も持つことも大切です。
境界性人格障害の症状は治療を受けることで、時間はかかりますが必ず浪費癖から立ち直れます。
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