境界性人格障害の人が多い職業

境界性人格障害でありながら、一定の職業について収入を得るというのは、職場でも人格障害に対して認識し対応できなければ、他の社員との人間関係に問題を起こしてしまいます。

また、飲食業やサービス業界など各個人に合わせた就業スタイルの場合は、短時間労働も夜間勤務もシフトで組むことが出来るので働きやすいと言えます。

タレントやAV女優など、芸能人の中には境界性人格障害の人も多いと言われています。

見捨てられ不安を抱える境界性人格障害にとって、周りから注目され人気者になる事は憧れでもあり、周囲から愛される自分でいることが出来ますが、要求がすべて通じる簡単な世界とは思えません。

そうなると、飲食業や風俗業などサービス業界でアイドルとして、注目され愛されることが満足できる仕事になります。

境界性人格障害は、愛情飢餓の状態で見捨てられることに不安がある為、疑似恋愛の感情を向けることが出来るサービス業は向いていると言えますし、実際に風俗業や飲食業界で仕事している女性も多くいます。

境界性人格障害であっても治療をしながら、社会復帰の訓練をして症状が安定してきたら、就職先として普通の会社勤務を希望する人もいます。

毎月安定した収入があることで、社会生活を健全に送る為の足掛かりにすることが出来ます。

しかし、感情が不安定で二極化しかない状態では、会社の中で上司や同僚と仕事上の人間関係を築くのは難しくなります。

トラブルが起こった時に、ウソや虚言、パワハラ、セクハラなど周囲を巻きこむトラブルは、迷惑どころではありません。

会社としての対応も必要になってくるため、一般企業で働く境界性人格障害の人の症状は、回復しているか軽度の症状である人になります。

仕事している境界性人格障害の多くは、アルバイトやパート社員などの短時間、シフト勤務で仕事しながら、パートナーや家族に依存しながら生活しています。