境界性人格障害で仕事が続かない
職場の人間関係や仕事のミスなど些細なことで、トラブルを起こし「境界性人格障害」の症状が悪化する人がいます。
一度トラブルを起こすと、周りの人との関係もうまくいかなくなり、またイライラすると言う悪循環を招きます。
会社のルールと対策を守ろう!
社会には社会のルールがあるように、会社には会社のルールがあります。
「境界性人格障害」の人であっても、社員である限りは「就業規則」に定められたルールを守らなければいけません。
また、会社は社員の体調管理や安全を守る義務もあります。
規模にもよりますが、社員の安全衛生を指導する担当や産業医、産業カウンセラー、メンタルヘルスマネジメント有資格者などが配置されています。
会社の業務上で起こる問題やストレスなどに関しては、相談して話を聞いてもらう事も出来ます。
ただ、会社の対応や対策だけに甘えるのは良くありません。
会社に損害を与えるのではなく、利益をもたらさなければ不要な人材になってしまいます。
自分で出来る客観的な判断や、自己管理の仕方を学び、治療することで症状を抑える努力をしなければなりません。
退職から再就職の間にすべき事!
もしも、退職することになったら腹を立てて、会社に怒りを向けるのではなく、今まで受け入れてくれた事に対しての感謝の気持ちを持ちましょう。
その会社で何が出来て、何が出来なかったか、自分自身を振り返って考えることも大事です。
振り返ることで、仕事が続かなかった反省とどうすべきだったかの分析が出来るようになります。
難しく考えることはありません。
思い浮かぶままに、ノートに書きだしていけばいいのです。
思いついたことをノートに書いたり、信頼できる人に話すことは、自分を客観的に見る訓練にもなります。
書いたノートは読み返すことも出来ますから、その後同じようなことが有った時に気持ちを抑えたり、ノートに書き殴ることで怒りを分散することが出来るようになります。
次の仕事を探す時に、改めて自分に足りていない事が見つかったら、主治医と相談しながら職業訓練や、支援センターを利用して、
ゆっくりとやり直していけば良いのではないでしょうか。
今までの仕事は楽しかったですか?
好きなこと、やりたい仕事、嫌な事、関わりたくない事など全部書き出して、トラブル原因を自分の事として見つめなおしましょう。
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