境界性人格障害は甘え体質なのか

境界性人格障害は甘え体質なのか

境界性人格障害は甘え体質なのか

境界性人格障害は外面がいい人もいるということは、甘え上手であることは想像できるのではないでしょうか。

 

甘え上手は人を動かすということ。

 

境界性人格障害の特徴をメリットと考えて見てみることにします。

 

甘え上手=人を動かすことになる

「人を動かすにはヒマラヤ山脈を1ミリを動かすくらいの力がいる」という言葉を耳にしたことがあります。

 

それだけ、人を動かすことは難しいということ。

 

境界性人格障害のメリットは甘え上手ということを考えると、「自分に利益を与える」人を念入りにチェックをして、趣味も「かじる」程度の知識があれば、年上の人は「かわいい奴だ」と思われることもあります。

 

自分も野球観戦の趣味を武器に社員が「怖わがれてる」取引先の役員と野球接待を接待としてではなく「タダで観戦・タダでビール・タダでお弁当」を目当てに楽しんでいました。

 

それで、取引先の役員が喜んでもらえば満足と目先の利益を考えていなかったのが良かったのか、野球接待で商談がトントン拍子に進んだことことか。

 

周囲が嫌がることでも「自分にとって得になる」ことなら持ち前の甘え体質が良い方向に働くこともあるのです。

 

境界性人格障害の人の甘え体質を良い武器にさせるためにも周囲の考えが当事者のスキルを伸ばせるのかにかかっています。

 

甘えと依存とのボーダーを引く難しさ

人間は時に甘えも必要ですが、甘えの度を過ぎると誰かに依存する傾向も懸念されます。

 

境界性人格障害には甘えの度合いに境界線を引くことは難しく、「甘えてもいいんだ」と心が許すと「甘え」が強い要求になり無理難題をおしつけることも。

 

ボーダーを引くことが難しいため、あらかじめ「ここまでしかできない」と訴えることで依存を切り離すことも時に必要になります。

 

境界性人格障害の人が甘え体質かといえば答えは「イエス」です。

 

体質をメリットになるのかデメリットになるかは、周囲の関係と環境で大きく左右することでしょう。

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