境界性人格障害とネット社会

境界性人格障害とネット社会

境界性人格障害とネット社会

境界性人格障害の人にとってネットの社会は「理想を叶えてくれる世界」なのだとか。

 

名指しで投稿できる某巨大掲示板に仕事の愚痴とか上司や同僚の悪口を書くと気持ちがスッキリするもの。

 

境界性人格障害の人も、ネットの社会で気持ちをスッキリさせるために使っていることは明確ではないでしょうか。

 

ネット社会で理想の自分を演じる

自分もSNSのアプリを3つ使っています。

 

1つは実名での投稿するアプリと、ハンドルネームで投稿する2つのアプリです。

 

最近はハンドルネームでの投稿が多くなり、実名でのやり取りよりも、以前のようにハンドルネームでもやり取りがやりやすく感じています。

 

境界性人格障害の人も、ハンドルネームを使って自分の趣味を画像に投稿するのが多いと言われてます。

 

実名だと身内が見てることがはっきりするため幸せオーラを「自慢投稿」と言われるのに対して、ハンドルネームでの投稿だと「幸せそうでいいな??」という返信が多くなるのです。

 

ハンドルネームだと不思議なもので、1日何回も投稿しても「投稿が好きなんだな??」という気持ちに抑えられるため、投稿が好き同士の関係を築くことができます。

 

その結果、境界性人格障害の人にとって理想の世界にどっぷりハマってしまうため、ネット依存になりやすいのです。

 

ネット依存と境界性人格障害

自分の理想の世界が作れるネットの社会に逃げ込むのは、境界性人格障害の人だけではなく、大半の人が仕事や家庭のストレス発散のためにネット社会に自分の居場所を確立することに対して理解ができます。

 

しかし、境界性人格障害の場合は、理想の世界の支配者でいたいがために外の世界に帰りたくない気持ちも強いため、ネット依存と引きこもりの症状につながってしまうことも。

 

ネットの社会は自分に共感する人がだけしか集まりません。

 

集まる人から「会費」をもらい生計を立てる人も稀に存在しますから、そのネットの依存は深刻になってきています。

 

会費を払ってまでも、配信を見ている人は「配信者よりまともな生活をしている」感を感じつつ配信者を見下している傾向も心の疲れを感じさせます。

 

ネットの社会では境界性人格障害といった少し変わっている人が支配している世界であるということです。

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