境界性人格障害のターゲットの変更

境界性人格障害のターゲットの変更

境界性人格障害のターゲットの変更

境界性人格障害の人は、愛情への渇望、人への依存が強く、見捨てられ不安がある為に自分に興味が向くようにいろいろな手段を取って近づきます。

 

自分に共感してくれる人、優しい思いやりのある人をターゲットにして、距離が縮まる恋愛関係になることで、自分を受け入れてくれる思い通りになる人を探しています。

 

人の痛みや感受性があって思いやりのある人は、ターゲットになりやすく、無碍に出来ない事から振り回されやすくなります。

 

依存する心地よさと執着の激しさ

境界性人格障害の人との恋愛関係や共感できるパートナーとなる人は、好きになった人が苦しみ悩んでいたら、支えになって一緒に乗り越えようと頑張ります。

 

相手に依存することで心地よさを感じるようになると、その気持ちを持続させいつでも同じように心地よくありたい為に、無意識に相手を思い通りにしていくようになります。

 

親切心から始まった恋愛関係も、一方的な要求が多くなると感情の波に飲み込まれるように、振り回されて疲れ果ててきます。

 

一旦、要求を断ったり理解できない意見などを言うと、豹変して自分は裏切られて捨てられると激しい執着心を表に出してきます。

 

その変わり方に恐怖を感じますが、やっぱり自分がいないとダメなんだと思い寄り添うことにしますが、一旦自分を捨てたと思う相手は、攻撃の対象になっても恋愛対象に戻ることはありません。

 

ターゲットになる人は次から次へと

恋愛関係やパートナーとして寄り添っていても、ボタンの掛け違いや意見の不一致が有った時は、好きが嫌いに急変して攻撃すべきターゲットになります。

 

もしも、攻撃を受けるような事になったら、自分がいないと困るだろうなどと責任を感じることはありません。

 

即座に逃げ出しましょう。

 

それは、自分を守る為です。

 

充分、優しく依存させることが出来たのですから、今後は自分を守る為に生きましょう。

 

逃げ出しても、ストーカーやつきまといなど執着を見せることも有りますが、次に依存する相手をすでに見つけているのが境界性人格障害の人です。

 

自分の思い通りにならないと思った人は、無視したりして自分から遠ざかることも有ります。

 

その時には、次のターゲットに移り狙い通りに、相手を変更しているのです。

 

残念ながら苦しんで振り回されても、すでにあなたのことは眼中から消えています。

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