境界性人格障害は年齢次第では治るものなのか
境界性人格障害の特徴として年齢を重ねることで症状が落ち着くと言われています。
人生を歩るいていくと、就職、結婚、転職など家族からの自立や生まれ育った地域かは離れることで症状が治るということなのでしょうか。
境界性人格障害が治るきっかけとは
人生は人との出会いと別れの繰り返しです。
極端に言えば自分をいじめているグループと死ぬまで一緒なことはまずありません。
自分のことを理解してくれる人が人生の伴侶として生きていく出会いがあれば、その人と生活していく段階で症状が治るケースもあると言われています。
境界性人格障害の原因が親であれば、親から離れることで自分という存在を見つけることができれば、幼児退行という防衛反応をしなくて生きられるでしょう。
年齢と実績からくる出会いがプラスへと変わる
プロ野球選手の中には甲子園で活躍してさらに、プロ野球で活躍して惜しまれて引退する選手もいれば、高校、大学と無名。
プロ野球チームのスカウトから素質を見出されプロ野球の世界で活躍すら選手もいるように、仕事の環境とその仲間との出会いより、境界性人格障害から立ち直ることもあるではないでしょうか。
年齢を重ねると仕事と責任の重さは大きくなりますが、スキルと実績がついてきます。
人との出会いで自分を傷つくこともある反面、自分の考えを変えるきっかけもたくさん隠れています。
専門医によるカウンセリングなどの心の治療も必要ですが、年齢と環境の変化によってプラスへと向かっているからこそ境界性人格障害は治る病気だと言われる理由ではないでしょうか。
境界性人格障害の人に必要なのは暴走している自分を受け止めてくれる人と、好き嫌いを通り越した絶対的な人間関係の確立です。
人が離れるということは新しい出会いがあるということ。
人が離れることを恐れないで時を待つ。これも治療の1つではないかと考えています。
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