境界性人格障害の母親
境界性人格障害を抱えての母親であるという方もいらっしゃいますよね。その場合、育児に家事に自分の病気と大変苦労されていることが想像できます。そしてまた、お子さんも戸惑っている上、子供精神状態も悪くなってしまうということもあるでしょう。子供の頃の母親の存在はとても重要なものですのでとても注意が必要になります。
親の境界性人格障害
境界性人格障害をかかえた母親は、子供との距離感が中々つかめなかったり、育児に対して自分の思い通りに育てようとするので、自分の思い通りにならないとストレスとなり、イライラしてしまったりし、子供振り回してしまうということがあります。偏った子育てに陥りやすくなったりすることもあります。このような母親もかつては同じような環境で育っていることが多いとされ、まさに負の連鎖状態になっています。
こうした育った子供は、親の顔色を伺ったり、気分をうかがうようになってしまいます。さらに、それを他人に対しても行うようになってしまいます。そして、子供は、親の機嫌を損なわないか、傷つけたりしないか、ということを常に考えてしまうのです。
対処法として
母親が悪いわけではありませんが、きちんと治療をうけていき、さらに周りがサポートしていきながら子供への影響を少なくしていかなければなりません。
お子さんが被害にあってしまうことそして、親から子へと負の連鎖を断ちたいところですが、なかなか難しい問題でもあります。しっかり家族と精神科でサポートをしていく必要があることは間違いありませんが、それでも難しい場合は、入院させてしまうことがいいのかもしれません。時には、子供と母親を引き離してあげると言うことも必要になってきます。
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