境界性人格障害の見捨てられ不安への対処法

境界性人格障害の見捨てられ不安への対処法

境界性人格障害の見捨てられ不安への対処法

境界性人格障害の人は、強い見捨てられ不安を抱いているので、普通の人とは違い、愛情に飢えているのです。その愛情は、本来、子供の頃に母親から注がれるはずのものです。それが、何かしらの理由で十分に愛情が注がれなかった、もしくは、愛情過多の状態でちゃんとして愛情を感じ取れなかった場合に見捨てられ不安が発症してしまうのです。

 

見捨てられ不安が強すぎると、メールや電話を頻繁にかけてきたり、今から死んでやるなどの脅迫をすることもあります。

 

そのようなことがあったとき、周りの人はどのように対処すべきなんでしょうか。家族であれ、職場であれ、パートナーであれ、共通していってほしいことは「あなたを見捨てたりしない」「あなたの味方だよ」ということを伝えていってください。

 

それと同時に、ルールを設けることも大切です。

 

ルールを設けるとは?

ルールといってもそんなに難しく考える必要はなく、例えば、メールや電話に対して、1日に○回だけ。(重要な場合は除く)夜中は寝ているので、対応できないことを伝え、連絡はしないようにする。

 

無理な要望を訴えてきたときには、できないことはできないといい、理由もきちんと説明してあげましょう。

 

そして、先にも説明したようにきちんと「あなたを見捨てていないよ」ということも伝えていきましょう。

 

このような対応を積み重ねることで、我慢することを覚えてもらい、見捨てられるという恐怖心を取り除いていって下さい。

 

また、精神科を受診してもらい、薬とカウンセリングをしっかり受けて、周りの人も医者やカウンセリングを受け、対応の仕方を指導してもらうことも大切になってきますので、一緒に精神科を訪れてみるのもいいと思います。

 

境界性人格障害の人への対応

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