境界性人格障害 家族会

境界性人格障害の家族会・サポート

境界性人格障害の家族会・サポート

境界性人格障害の家族会について

境界性人格障害を持った人の家族に対して行われるもので、家族同士で情報交換や勉強を行うという場所になります。また、精神科医による講義やグループワーク、家族や当事者の体験談をきくことができます。家族会に参加できるのは、両親・ご兄弟・親族・パートナー・知人の方、境界性人格障害の方とかかわりのある方を対象として行われています。

 

家族会では、どうしても悩みがちな家族間の問題であったり、自分自身で悩んでしまうことを外に吐き出すことにより、家族の方が少しでも患者さんとの関係を良くしていくことを目的に実施されているので、悩んでいるご家族の人は積極的に参加してほしいと思います。

 

「のびの会」

横浜市を拠点とし、行われている境界性人格障害を支援する団体です。

 

宿泊施設や通所型教育事業所などの施設を運営しており、2004年に全国初の境界性人格障害の家族会が発足されています。月に2回のミーティングには、専門医と看護師が同席してくれ、月に1回は勉強会が行われているので、家族のサポートが充実しています。

 

このほかにもインターネットを使い検索してみると家族のサポートや家族会を実施しているところは沢山あります。自分の地域にあったところを探して、行ってみるといいと思います。

 

自分自身で悩んでいても前に進むことはとても難しいと思います。医療機関に頼りたくても時間の制限があったり、取り合ってくれないところもあるので、そのような場合は、家族会などを通して、自分のお悩みや医療機関などの情報交換を行うのもいいと思います。

 

家族への被害が多いとされている境界性人格障害ですが、家族の助けを一番に必要としているのもこの病気の特性です。家族の方が正しい知識を身につけるためにも家族会は必要になってきます。

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