境界性人格障害と絶望感

境界性人格障害と絶望感

境界性人格障害と絶望感

誰も「見えない障害」と診断されれば絶望感は感じるものです。

 

自身も吃音症を持っているので、少しは理解しているつもりです。

 

吃音症だからと絶望したことは子どもの頃だけで大人になったらそれなりの対応を身につけてきました。

 

見えない障害は治らないことも多いですが、緩和できるものだだと認識してほしいと願っています。(境界性人格障害は治療をすると完治しやすいとされています。)

 

境界性人格障害は自分のせいではない

境界性人格障害と診断された人は絶望感を持っているかもしれません。

 

決して自分のせいではないし、親のせいにしても何も解決しないということ。

 

自分がすぐに癇癪を起こし、対人関係が築けないのはこういうハンデがあるからだと知ることに大きな意味があるのです。

 

境界性人格障害から緩和するために自分で自覚することで、いろいろと対策を練ることができるからです。

 

吃音症の自分は電話対応が苦手なため、メールだけのやりとりができる仕事をしています。

 

趣味もネットでのやりとりだけを楽しみ、距離をおいたりとやりとりに慣れたらオフ会(実際に会うこと)に参加してリアルでの付き合いの場を設けているのです。

 

「知らぬが仏」ということわざもありように、世の中は知らないほうが幸せな状況になると思いますが、知ることで自分を好きになることもあるんだと身をもって体験しました。

 

境界性人格障害だからと絶望する必要はない

もし、人間全てがわかる検査が存在するなら世界中何人が「健常者」であるのでしょうか。

 

知らないだけで、実は「見えない障害」を抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

境界性人格障害として診断されたとしても後は、そこから改善する方法を見つけるだけ。

 

一方的な絶望感はあると思いますが、一生絶望する必要はないのです。

 

よくここまで生きてきたと自分を褒めてほしい。

 

これから生きるために必要なことを専門家のカウンセリングに相談に行ってみても良いと思いますよ。

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