境界性人格障害についてよくある誤解

境界性人格障害についてよくある誤解

境界性人格障害についてよくある誤解

境界線人格障害は見えない「障害」なため周囲から誤解を生じてしまうのは仕方ないことです。

 

しかし、当事者は境界線人格障害だからこそ受ける偏見や苦しみを理解しないといけないのも事実。

 

境界線人格障害ゆえに受けてしまう誤解について考えていきましょう。

 

境界線人格障害の誤解について

境界線人格障害はつねに精神的に不安定なため、何かのきっかけでスイッチが入り「山が噴火」するかのごとく、周囲に罵声を飛ばす・怒りだす・ドタキャンをするなど癇癪を起こす症状が出てしまいます。

 

周囲からは「究極の自己中」「性格が悪いのは死ぬまで治らない」という誤解が起きてしまう。

 

日本は「見えない障害」の研究や治療などは諸外国に比べては遅れがちなため、上記の誤解が社会に浸透してしまうことも。

 

境界線人格障害はけっして「性格が悪い病気」ではありません。

 

本来なら「私はこういう人間なんだ」と成長していくなかで挫折と諦めを繰り返しで自覚していくのですが、脳の機能がアンバランスだある以上「私はこういう人間」と認められずにいるのです。

 

自分が分からないから周囲からのイメージが2つに分かれる

「あの人は穏やか」「あの人はキレやすい」「あの人は良い人なのか悪い人なのか分からない」

 

境界線人格障害は自分が不安定なため、会話も対人関係も不安定であること。

 

ようはおしゃべり好きな人であれば「噂話」のネタが多い人として楽しい雰囲気になるかもしれません。

 

時に噂話のターゲットにされた人にとっては巨悪の根源です。

 

その話に現実性がないために人を振り回す「ガスライティング」が起こることも。

 

人間は生きていれば誤解は生まれますが、誤解に振り回されないように「右から左へう受け流す」スキルを持っておくと良いでしょう。

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