境界性人格障害 症状 接し方

境界性人格障害の症状別の対応

境界性人格障害の症状別の対応

境界性人格障害と周りの人たち

境界性人格障害の人はもちろん、周りの人も辛い場面というのが沢山あると思います。患者さんを助けたいと思っていも患者さんの感情に振り回されてしまったりということもあるでしょう。そのようにならないためにもしっかりと境界性人格障害のことも理解しておき、接し方にも注意が必要となってきます。

 

患者さんの話をしっかりと聞いてあげたり、何に困っているのかということ理解し、気持ちを汲み取ってあげることが大切です。さらに、患者さんに対して、我慢するということも覚えさせていきます。ルールを作り、ルールを破らせないようにしたり、ルールを破ってはいけないことを教えていきます。ですが、見捨てられることを不安に思っているので、見捨てることはないといことをしっかり伝えていきましょう。

 

症状別にみた接し方

自死のほのめかしや自傷行為をしようとしているとき

境界性人格障害の人は、見捨てられるという不安から、自死のほのめかしや自傷行為をし、自分に気をひこうとしますが、この場合は、「そんなことをしなくても見捨てない」ということを伝えていき、しっかり見守っていることを伝えていってほしいと思います。

依存されているとき

メールや電話などが頻繁にきたり、依存されるということがありますが、この場合、ルールを決め、それ以外のことには応じないという姿勢を見せていきましょう。

暴力をふるわれたとき

自分の思い通りにいかないとイライラし、暴力をふるうこともあります。このような場合は、耐えたりせず、距離をおくことが大切です。そして、精神科の先生に相談し、入院させてもらうなどの措置をしてもらうのも一つの手でしょう。

 

これらは一部の症状にすぎません。患者さんによって様々な症状が現れるのでその都度先生に相談したり、話し合うなど適切な対応をとるようにしましょう。その際にとても大切なのは見捨てないと言うことをしっかり伝えていくことです。患者さんの症状が現れるのは、見捨てられているという不安から来るものです。ですので見捨てていないということを伝えることが大切ということです。

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