境界性人格障害と依存症

境界性人格障害と依存症

境界性人格障害と依存症

人は誰でも異なった性格をしていて、それが個性としてその人を作り上げています。

 

しかし、その性格の一部に偏りや異常性が見られると、その人の生き方は周囲の人達を狂わせることになります。

 

境界性人格障害の人は、人間関係が上手く築けず、感情の浮き沈みが激しく、周りの人を巻きこんで迷惑を掛けます。

 

自己嫌悪し存在を消し去りたい衝動を持ちながらも、誰かに縋って自分の思い通りにならないと、生きられないと思っています。

 

自分の欲求を満たす為に依存する!

境界性人格障害の人は、見捨てられ不安や自分の存在を忘れられたくない、興味を持ってほしいという欲求が強く、愛情に飢えています。

 

幼少期に母親の愛情の欠如があったり、自分の存在価値が感じられずに育った人が多く、見捨てられることに不安を抱えています。

 

その為に自分に興味を示す人、話を聞いてくれる人は良い人であり、依存する対象として求めています。

 

その人に好意を示すことで恋愛関係になり彼氏、彼女として常に一緒に居る事を要求していきます。

 

彼氏に依存することで、自分の存在価値を現実のものと感じられ、見捨てられることに恐怖を感じるので、自分から彼氏が離れるないように、どんな手段でも使うようになってしまいます。

 

依存強化型と言われ、依存した人を取り込んで寄生して生活し、共依存の関係を作っていきます。

 

彼氏と恋愛することで愛されたいという欲求が満たされる為、何度も誰とでも恋愛を繰り返す「恋愛依存症」(セックス依存症)になっていきます。

 

依存する対象は人でなくても良い!

彼氏やパートナー、家族が離れていった寂しさは心を空しい気持ちでいっぱいにします。

 

寂しくて一人ぼっちが嫌で、その状況を忘れる為にアルコールや薬物などに頼ってしまいます。

 

依存症に陥っていくのです。

 

パチンコ依存症、買い物依存症の他、万引き、過食なども依存の対象になります。

 

一時的なスリルや優越感、時間を忘れるような高揚感が日常を忘れさせるのです。

 

これらの依存症を克服して日常生活を取り戻すには、大変な苦痛を伴います。

 

依存することで、安心し不安が消えたような気持ちになっているだけで、現実に気付くと依存以前よりも落ち込んでしまいます。

 

依存する対象は人でも物や行動でも良いけれど、自立するためには依存の現実を認識して、治療していく勇気と、支える人の存在が大切になります。

スポンサーリンク