境界性人格障害の彼女との共依存

境界性人格障害の彼女との共依存

境界性人格障害の彼女との共依存

誰の手も借りずに人が一人で生きていくのは、困難だと言われます。

 

困った時には誰かの助けを借りて、他の人が困った時には助けるというお互いの行為は、多少なりとも依存している事になります。

 

「依存」「共依存」というと、病気のように思われますが、社会の中で人間関係を築くにはお互いに依存しあっているのです。

 

境界性人格障害の人は、見捨てられ不安から彼氏やパートナーに依存し、自分の思い通りにすることで感情をコントロールします。

 

恋愛から共依存になっていく関係

境界性人格障害の彼女を優しく見守り、彼女の支えになると覚悟して始まった関係は、彼女の感情によって彼氏は振り回されます。

 

何でも許してくれる彼は、彼女に取っては唯一自分を支えてくれる愛しい人となり、わがままも感情の乱れも彼に受け止めてもらえることで、自分の行動は正しいと思うようになります。

 

彼女は思い通りにさせてくれる彼に、べったりと依存して離れることが許されなくなります。

 

彼は彼女に必要とされている事で、彼女の可愛さや魅力に引きつけられて行きます。

 

自分しか彼女を支える人はおらず、頼りにされることで喜びを感じます。

 

彼女に精神的にも縛られているのを気付かず、彼女に尽くそうとする関係は彼が彼女に依存している事になります。

 

彼女の理不尽な言動も、彼は自分にだけ起こす言動だと思って他者への優越感に似た感情を持ちます。

 

お互いの関係は、共依存が成立している状態と言えます。

 

共依存で破滅にない為にできる事

恋愛関係の共依存は、お互いに自分がいないと相手がダメになるという考えに酔っています。

 

周囲から見ると自己を持たず相手のことばかり気にするおかしな関係と映っていますが、当人達は全くおかしいと思っていません。

 

共依存はお互いを束縛しあう関係なので、社会生活や他者との関係が成立せず、将来的に破滅することになります。

 

彼女の異常な束縛や言動を「おかしくないだろうか?」と、一歩引いた視点で見るようにしましょう。

 

周囲に異常に見えた時、彼女との別れを勧める話が耳に入るでしょう。

 

この時に余計なお世話だと跳ね付けず、異常に見えている現実に目を開きましょう。

 

境界性人格障害の彼女との関係が共依存になってしまうと、彼は自己を失います。

 

精神的なコントロールが出来なくなり、彼女の指示や思い通りになることしか自分の存在価値を感じられないほどになってしまいます。

 

共依存になる前に、彼女から離れること、恋愛関係をきっぱりと断ち切り別れる道を選びましょう。

 

彼が離れても彼女は何の痛みも感じずに、次の彼を見つけます。

 

別れた後の彼女を心配する必要はありません。

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